2020年10月16日金曜日

塩の道ロングトレイル 白馬~小谷

 今年一年完走を目指している松本市から糸魚川市の歴史街道「塩の道ロングトレイル」別名「千国街道」の残りをこの一泊二日で走ってきました。一日目の16日は前回の続きで白馬駅をスタートして小谷村、そしてゴールは糸魚川市に入った姫川温泉の平岩駅。

スタートの白馬駅

チェック

白馬村のマンホールはカタクリと白馬三山

お天気が良く白馬三山が最高にきれい



北アルプスを横目に走ります


気持ちよくトレイルランニング

牛方宿

入場料を払って見学

道標はバッチリです

こちらの資料館も見学

あちこちに諏訪神社があります


小谷村の中心地にある資料館も見学

阿弥陀堂

道路にも案内があるので、見逃さないように

塩の道によってできた村といっても過言ではありません

石柱の道標

小谷村はトレイル率が高いです

今回一番立派だった塩の道の石碑

新しい石の道標

沢沿いのトレイル

1日目のゴール間近のトレイル

石仏はあちこちにあります

ついに新潟県糸魚川市に入りました

ボッカトチノキ このロードを下って平岩駅にゴール 合計約36km、時間にして7時間40分の行程でした。松本~白馬まではほぼ舗装路のロード道でしたが、小谷村からは一気にトレイルになり、気持ち良いトレイルランを終始楽しめました。

2020年10月12日月曜日

塩尻~松本城 コースチェック

来年開催予定のウルトラオリエンテーリング、飯田市の元善光寺から長野市の善光寺まで約170kmを走破するイベントのコースチェックで走ってきました。今回はスタートの元善光寺から松本城の約100km区間の最後、塩尻のJR広丘駅をスタートして松本城まで約12km。

塩尻のJR広丘駅をスタート。今日はまるで夏に戻ったかのような蒸し暑い信州でした。

狭く交通量が多い旧街道。塩尻の広丘の周辺は有名な歌人が多いそうで、短歌の記念館があります。

聞いたことのある有名な歌人がおられますが、短歌には全く疎いので、詳しい事はよく知りません…汗

松本市に入って、出川地区にある多賀神社。けっこう大きな神社です。多賀神社はこの辺りでは馴染みのない名前ですが、私のふるさと滋賀県にある有名な多賀大社の分詞だそうです。なんと諏訪神社と併設されているのがこの地方ならではですね。

12kmで下り基調だったので、あっという間に松本城に到着しました。ここからゴールの長野市善光寺まではまだ70kmほどもあります。100km走ってさらに70km。それもここからはいくつか峠や山を超えコースはよりハードになります。出場する(エントリーする)選手のタフさは異次元のレベルです。今から当日が楽しみです。

2020年10月10日土曜日

おしぼりうどんと温泉

休日の今日もお天気が良くなかったので、ジョギングはせず車でドライブがてら戸倉上山田温泉へ。まずはお昼ごはんにこちら千曲市や坂城町が産地で有名なねずみ大根を使った”おしぼりうどん”を食べました。

温泉街にあるうどん屋「古炉奈」さん。おしぼりうどんとは左下のお椀にねずみ大根(画像左上の写真)をおろしたお汁につけて食べます。ねずみ大根はとにかく辛い、辛い。普通にうどんを食べるようすすると確実に辛さでむせて大変なことになります。もちろんその辛いまま食べても良いのですが、好みで味噌を入れて中和して食べるのが絶妙に美味しいです。うどん自体も太めですごくコシのある手打ち麺?が最高でした。

お腹を満たしてから温泉へ。たくさんある戸倉上山田温泉の外湯の一つ「国民温泉」。私もいろいろ戸倉上山田温泉の外湯に行きましたが、まだ訪れてなかった外湯の一つ。外観はまるで古い駅舎にも見えます。

レトロな外観に期待が膨らみます。ちょっと大きめの銭湯といった感じで、男湯と女湯のそれぞれの入り口から入ると普通に真ん中に番台があります。料金は¥300。

脱衣場のレトロなマナー啓発書き。これもたまりません。

肝心のお湯ですが(画像はありません)、戸倉上山田温泉特有のあのエメラルドグリーンではなく、無色透明。ほんのり硫黄の香りは他と同じで絶妙でした。よく行く観世温泉よりやや低めの温度でもっと湯が柔らかく優しい感じでした。長く浸かっていられます。浴槽は内湯が一つで観世温泉より一回り小さくした規模です。ただ、レトロ感は戸倉上山田温泉でも特別で素晴らしい公衆浴場でした。長野県で最大の温泉地である戸倉上山田温泉。他の大温泉地の例にもれず、昭和レトロに溢れ栄枯盛衰の寂れた感が良い意味でも悪い意味でも満載。そんな広くディープな戸倉上山田温泉はまだまだ行けていない所が多く残っています。

2020年10月9日金曜日

松本をアウトドアの聖地に

 

松本市新市長の臥雲氏が進行役兼パネリストの座談会ジセダイトーク2020が信毎メディアガーデンで開催されたので参加してきました。今回は第二弾とのことで、議題はアウトドア。ゲストは今や入手困難と言われるほど人気で有名な松本発テント界の新星ゼインアーツ代表の小杉氏。氏は新潟から信州松本へ移住した私と同じ移住者の一人でもあります。

西は乗鞍上高地のアルプス、東は美ヶ原と日本一多くの百名山を抱える山岳都市松本。山登り好きな人にとっては今も昔も松本市が「アウトドアの聖地」であるのは変わりがないのですが、実は岳都と言われる松本の市民にとって登山はそれほど身近なものではなかったりします。もちろん登山は多くの装備と体力が必要なレジャー、スポーツであり、いくら市内から身近に見える北アルプスも実際に登るとなると標高が高く急峻。危険でハードルが高いアウトドアレジャー。対して比較的体力はそれほど必要は無い(装備品はいろいろ必要ですが)オートキャンプや管理されたキャンプ場でのテント泊やグランピングなど、コロナ禍で三密が避けられるキャンプが再び脚光を浴びています。そういうもっと敷居の低いアウトドアという意味では松本は聖地とは現状言えなかったりします。

今回、松本市長の臥雲さんが政治家の立場から、ゲストの小杉さんが自身の経験豊富な登山家とアウトドアメーカーの立場から、それぞれまず松本の魅力、ポテンシャルを引き合いに出し、アウトドアに興味ある初心者に敷居を低く広くして松本に来てもらい、そしていずれ移住定住してもらう事も含め、今松本に足りないもの、必要なものを対談形式でアイデアが出されました。後半はさらに会場やオンラインでの参加者さんからも質問や意見が出され、大好きな松本の街の将来を考える皆さんで熱い議論が交わされました。

小杉さんも自身の経験から様々なアイデアや理想が語られる中、特にアルプス公園でキャンプができるようになることが具体的な話として出されました。個人的にも現在無料で使用できる小さなキャンプ場があるお隣の芥子望主山も含め、あの辺りに充実したキャンプ場があれば良いと思います。やはり北アルプスの絶景が見られるというのが立地として最高だからです。小杉さんはりんご音楽祭も引き合いに出されていましたが、日本発で今では世界でも有名になった苗場の大規模野外音楽祭フジロック・フェスティバルも音楽だけでなく、キャンプ合っての魅力ですごい集客のあるイベント。アウトドアと音楽は今は切っても切れない関係でリンクしてます。さらに、キャンプは大自然の中で火起こしや調理など、”生きる”という人間の基本的な生活力を養う場でもあって、”教育”という面でもリンクできます。まさに松本市が掲げる三ガク都(学都・楽都・岳都)が見事に3つリンクするわけですね。

個人的にその3つのガクで、松本は一番「岳」が市の予算的にも?少ない気がします。これほど素晴らしい山と景観に恵まれているのに、駅を出ても普通の観光案内所があっても、山登りの案内所や窓口がない。駅前に登山用品店やアウトドア用品店が全く無い。岳都を標榜するにはあまりに寂しいと思っています。例えば同じ北アルプスを有する大町市は駅近くにトレイルランニングや登山などアウトドアのベース基地となるお店が大町市の将来を心配する若い人達によって開かれ、北信の飯山は駅内に大きなアウトドアショップを併設したアウトドアの案内書が設置されています。お隣の上田市はスカイランニングの団体が、里山を快速登山するスポーツを役所と一体となって活動しています。

松本市は有名な百名山やすばらしい自然に囲まれ、今まで黙っていても登山者さんや観光客が全国から大勢訪れていて、お金を落としてくれていました。そんな観光客に依存している松本市から今回コロナ禍でその登山者が全くいなくなり、コロナが落ち着いてから今度は逆に反動で多くのお客さんが殺到。松本市のアウトドアレジャーの問題点がコロナであぶり出されました。テレワークなど新しい仕事や生活様式の変化で、大都市一極集中から地方へ移住や注目が集まっている中、ハードルの高い登山者のようなアウトドアの玄人さんだけでなく、もっと間口を広く、敷居の低くして多くのお客さんを松本に呼び込まないといけない。

コロナのピンチはチャンスでもあります。元来アウトドアで恵まれ、あぐらをかいていた松本市が変化する必要があります。今回の座談会ではそんなコロナでピンチの松本市が転じてチャンスを掴み活かせるよう、アウトドアの達人の小杉さんと松本市の市長、参加者の全員が問題点を共有できて多くのアイデアが出されたことはとても有意義なトークイベントでした。とりあえずアルプス公園でのキャンプ場は市長もやる気で、近々の実現度が高そうでとても楽しみです。

今週も乗鞍エコーラインで

 先週に続いて今週も乗鞍エコーラインで高地トレーニング。同じく三本滝から走って畳平(今回は剣ヶ峰までは行かず)まで約14kmの坂道ジョギングでした。

今回はジョギングが趣味な会社の先輩方と走りました。先週より一気に紅葉が下に降りて、標高にして500mは下っています。お天気が悪かったので、先週とは打って変わってロードサイクルが少なかったです。

冷泉小屋から下辺りが最も紅葉が見頃でした。

途中2羽のウソに出会いました。目の下の頬がピンクが特徴なウソですが、こちらは若鳥でまだピンクに染まっていない状態。でも可愛いですね。

森林限界を超えて、剣ヶ峰は綺麗に見えていました。

雲の切れ間から槍穂高だけはうまい具合に見えました。

畳平に到着。直前に雨が降ってきました。一時的だと思っていたら、結局その後ずっと雨模様。下界も同じく雨でした。この週末はここ乗鞍も含め涸沢など北アルプスエリアの紅葉が最盛期だっただけに、台風接近による悪天候はとても残念でした。

2020年10月6日火曜日

深まる秋…

 

朝晩ぐっと冷え、秋が深まっています。北アルプスの紅葉の名所は見頃を迎えています。
雲が多めな秋空でしたが、時折雲の隙間から出た日を浴びてススキが輝いていました。いつもの芥子望主山~アルプス公園~城山公園と約17kmジョギングしてきました。もう上は長袖シャツで、下は迷いましたが短パンで走りました。長パンでも大丈夫なくらい、日中でも風がひんやりしています。

アルプス公園のカツラ並木。平日ということもありますが、公園を訪れるお客さんも夏場のような賑わいは無くなりました。

木々によっては黄色や赤く染まってきています。

果樹園のりんごはすっかり赤くなり、もう収穫が始まっています。産直やスーパーでは地元信州りんごが多く出回ってきました。秋本番の美味さ。いろんな種類があり、食べ比べが楽しい信州のりんごです。