2021年8月30日月曜日

笠ヶ岳

8月最後の2日間は飛騨の名峰・笠ヶ岳(2898m)へ。どこから見ても圧倒的で端正な雄姿の笠ヶ岳はずっと大好きなお山でしたが、登るのは後回しになってしまって、やっと今回登頂できました。北アルプス屈指の急登、笠新道を登り、お花畑やハイマツの稜線歩き。眺めても登ってもさすがの名峰でした。詳しい山行はヤマップで↓
https://yamap.com/activities/12808647




2021年8月20日金曜日

若オシドリ君

お盆からの大雨は収まりましたが、曇ってパラパラと雨が降り出したかと思えば、晴れて蒸し暑くなる。そんなスッキリしない空が続く松本の空の下、いつものコースをジョギングしてきました。芥子望主山~アルプス公園~城山公園~松本城、女鳥羽川を遡上して浅間温泉へ帰る約18㎞。
今回松本城へ立ち寄って、オシドリの若鳥を見てきました。松本城の野鳥を紹介しているブロガーさんの情報によると、その子は6月にお城で生まれて、ほどなくして親や他の子供達とはぐれてしまったそうです。まだ小さいのに親と離れてしまい独りで生きていくのは難しいだろうと思っていたのですが、蓮池でたくましく生き抜き、今ではお堀など飛んで行けるほど行動範囲が広くなっているようです。すごいですね。ちょっと感動してしまいました。

今朝見に行ったらカルガモのお友達ができていました。とても仲良さそうで、見ていて微笑ましくなりました。

独りぼっちのオシドリ君を守ってくれた蓮。時には傘になって、寝床になって。

すっきりしない夏空と松本城。コロナの感染者が増え続けているので、休日ですが城内の観光客は少なめでした。

芥子望主から下りてくるところで、
ハナトラノオがきれいに咲いていました。

セミの鳴き声が全盛なアルプス公園内を走る。
もうキビタキも歌を歌わなくなったようです。

帰り桜橋付近の女鳥羽川沿いにてナツズイセン。
このお花は近頃茎がやたら長くて目立っています。

パクっと魚を捕まえて飲み込んだ直後。
狩りも一人前になってきた若鷺君。

2021年8月17日火曜日

豪雨続きのお盆に少し走る

自分だけでなく、ほとんどの人にとってこんな豪雨続きのお盆はあまり記憶にないかと。毎年お盆はセミの鳴き声真っ盛りで暑いイメージ。1日2日は雨に降られることがあっても、基本的に太陽がガンガン照りつける中、山や海にとレジャーに出かける連休時なんですけど、こんな梅雨末期のようなお天気になるとは。なのでもちろん登山はとても無理なので、2日間のお休みは少しだけジョギングがてら近場に出かけました。初日は先月末に出場した群馬の八ッ場ダムロゲイニングの復習を兼ねて、その時仕事で出られなかった相方さんはその地は初めてということもあり、一緒にロゲの地図を持ってダム周辺を観光ラン約17㎞。その後は群馬の温泉巡り。翌日は自宅に帰って近所のコースを軽くジョギング約11㎞。

川原湯温泉の駐車場に車を置いて、まずは八ッ場ダムを走る。前回7月末の酷暑とは対象的に、今回は前回より10℃位も差があるほど涼しく走りやすかったです。お盆なのに、コロナ感染拡大とこのお天気のせいで前回より観光客はまばらで少なかったです。

丸岩はいつ見ても変です。戦国時代にはあの上に丸岩城というお城があったそうです。ここから見たらとても攻める気になれませんね(笑) クライマーの精鋭足軽部隊が必要になります。実際は裏側から見た目よりは意外と簡単にアクセスできるそうです。いつか行かねばと思っています。この丸岩といい、例えば日本三大奇形の妙義山しかり、群馬は変な形の山が多い…。


とにかくダムの周りあちこちに立派な公園があります。とても大きい橋があちこちにかかっています。とても広くてきれいな道路が敷いています。あちこちに大きくて立派な箱物施設があります。すべての民家がどれも立派で新しいです。この山間の田舎に”古い物”はほとんど見当たりません。こんな町は全国どこを探しても無いんじゃないかな。なんとも不思議な長野原町であります。

2週間前に来た時も印象的だったフサフジウツギがまだあちこちで咲いていました。松本ではあまり見かけない(少しだけ咲いている)野草です。お隣の県に行くだけでけっこう植生が変わります。特に長野と群馬では大きく変わる気がします。山の形もそう、空気感というか、言葉で表すと難しいのですが…。例えば温泉も色んな意味でより強烈になります。車で走っていてもドライバーの気質もずいぶん違います。これはフォッサマグナ帯が境界となって変化するものなのでしょうか。若い頃、温泉巡りで全国行脚していた頃も、長野から群馬に入った途端、何もかも違うことにちょっとした驚きに近い感覚を持ったのですが、移住して長野県民になった今でも変わらず感じます。

今回も道の駅でとうもろこしを堪能しました。ラン途中に焼きとうもろこしを食べ、お土産に生でも食べられるとうもろこしを買ってザックに背負って走って帰りました。ここは北軽井沢で収穫されたとうもろこしだそうです。浅間山麓の高原のとうもろこし。たくさんの種類があってどれも立派で美味しい。元関西人の私には、甲州や上州に来ると街道沿いにとうもろこしのお店がたくさん並んでいるのがとても新鮮で、ついつい立ち寄ってしまいます。

ラン後に川原湯温泉の王湯に入って、そこから以前一度行ったことのある中之条町の沢渡温泉の公衆浴場へ。そこは残念ながらコロナで町民以外は入浴できず。そして今回湯巡りの一番のお目当て、安中市の磯部温泉へ初めて訪れました。ここはおなじみの温泉マーク♨の発祥の地。江戸時代にできたとか。なんだかクラゲが逆さになったみたい。実際にこの♨マークが地図に記載されるようになったのは明治時代からだそうです。

小さな温泉街にはせんべいストリートなる温泉せんべい(炭酸せんべい)のせんべい店がいくつか並んでいる通りがありました。かなりおせんべいに力が入った温泉地。せっかくなので炭酸せんべいと味噌せんべいを購入。炭酸せんべいはやはりどこも素朴で美味しいですね。

公衆浴場はここ「恵みの湯」という施設が一箇所。想像していた数人が入ればいっぱいになるような小さくて素朴な銭湯とは対象的にとても大きな施設で驚きました。大きな内湯が2つ、大きな露天風呂が一つ。駐車場も広大。たくさんのお客さんがひっきりなしに訪れていました。

2箇所の源泉を使用しているようです。残念ながら加水、加温、循環、消毒、全て有り有りのスペックでしたが、とてもヌルスベ感の強い柔らかい美肌のお湯でした。元のお湯の素性の良さが感じられます。草津などの上毛四湯の個性的で強烈なお湯とは対象的に、万人にお勧めできる長湯が楽しめる優しい温泉です。

誰もいない温泉の神社と公園。とにかくあちこちで温泉マーク推しが見られました(笑)
小さな温泉地ですが、以前から気になっていた由緒正しい♨記号発祥の温泉地に来れて良かったです。

自宅に戻って、雨が降ったりやんだりする中、いつものコースをジョギング。りんごが赤く染まりつつある果樹園の中を走る。この時期にしては涼しい日でしたが、走るとやや蒸し暑かったです。

今回の豪雨で全国的に被害がありましたが、身近な所でも、ジョギングコースの田溝池横の道が山手からの土砂流入で通りにくくなっていました。あれだけ雨が降れば仕方ないです。

2021年8月10日火曜日

暑いぞ!シオカラトンボ

暑さですっかり走る機会も少なく距離も短くなって、これはいかんと思っている今日この頃…。なんとか10㎞ほど近所を走ってきました。とにかく暑いです…

女鳥羽川にシオカラトンボ

青々と大きくなってきた稲穂と夏空

巣立ってもしばらくは親の給餌を待つ子ツバメ

まつもと空港から離陸したバイオレットのFDA機。特に芥子望主上空は離着陸前の飛行コースなので、ジョギング中に真上を飛んでいることが多く、いつも何色か楽しみで野鳥と一緒に撮影。

単独でオナガがいました。相変わらずの警戒心の強さで遠くから撮影しているにも関わらず、距離感が気に食わないのかすぐに逃げられました。でもこのツンデレが好きなのかも(笑) いずれにしろ、関西には生息していない野鳥なので、こんなきれいで優美な野鳥が普通に街中にいるとは。移住した今でも魅了され続けている身近な野鳥です。

2021年8月3日火曜日

後立山連峰縦走

縦走と言ってもランニングじゃなくて登山。五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳のいわゆる後立山連峰を2泊3日のテント泊で登ってきました。ずっと行きたかったこのコース。危険な岩場の連続の難コースで長丁場ということもあり、平日の他のお客さんが少ない時期と、万全のお天気予報が大切で、以前も計画していたものの当日に天気がイマイチで断念したこともあって、今回やっと山行できました。心配していた午後からの雷雨も一度も遭わず、幸運でした。








今回も詳しい山行記録はヤマップのページに掲載してます↓