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2021年6月4日金曜日

りんごが成ってきました

雨上がりの今朝。まだ晴れきっていない空の下、いつもの芥子望主山~アルプス公園をジョギングしてきました。今回もいろんな野花を愛でながら走りましたが、今季初めてりんごの実が成っているのを発見。大きく美味しく育って、秋になって食べるのが今から楽しみですね。

ほんのり赤くなってきています

スイカズラ

よっこいしょっと

ノイバラ 可愛い花が咲きます

じゃがいもの花

こちらも美味しく育ってほしいですね

今季初見のホタルブクロ

クサノオウ

ベニウツギ

2020年11月6日金曜日

高井富士、高社山へ登山

きのこ狩り合宿の翌日は朝から高社山(1351m)へ登山。お宿は木島平で高社山のスキー場にあるのですが、以前そちらから真冬にスノーシューで登ったことがあり、でもお天気がいまいちだったので、今回反対側の山ノ内町の夜間瀬スキー場から改めて登りました。

お宿の木島平から東廻りで山ノ内町の夜間瀬スキー場へ。道中車を停めて高社山の全景を撮りました。

登山口の夜間瀬スキー場ゲレンデ。

ゲレンデを直登します。今回コースの3分の2はゲレンデ直登。あまり面白くは無いですね。

ひたすら直登。ゲレンデも上に行くほど斜度がきつくなります。

ゲレンデを登りきりました。

マツムシソウが一輪だけ咲き残っていました。ちょっとうれしかったです。

登山道らしくなりました。笹に囲まれた登山道

一枚岩の鎖場。特別危険ではありませんが、下りは滑落して怪我しないよう注意が必要です。

元は火山で、地の土が真っ黒、溶岩も所々ゴロゴロしています。斜度もきついので、雨の日の下りは滑らないよう気をつける必要があります。

1時間ほどで頂上へ。あいにくの曇り空。

眺望が素晴らしいのが高社山の良いところ。善光寺平と信越五岳、その奥に北アルプスがすばらしいです。

東側の志賀高原の山々。

下りは50分ほどで下山。2時間もかからないお手軽なお山です。ここのコースは道標は一切ありませんでしたが、迷うことはないでしょう。でももちろん地図や登山届は必要です。今日は平日で曇りだったので、登山者は他に3組ほど。風も穏やかで静かな山行でした。また改めて快晴の日に登りたいです。

2020年11月5日木曜日

木島平 きのこ狩り合宿

低山の紅葉が素晴らしいこの時期。木島平のお山できのこ狩りを楽しんできました。春に山菜や根曲がり茸を採りに行ったのですが、その時と同じ宿泊先のペンションで、地元の山を知り尽くしたご主人にガイドしていただきました。前回の山菜の時もご主人に良く取れる(地元の人しか知らない)場所を案内いただき、自然ガイド付きで多くのタケノコを採れて大満足でしたが、今回も地元の人でもほとんど立ち入らない地元の山の達人しか入らないエリアに案内いただき、大量のキノコをゲットできました。特にキノコは毒キノコが危険なので、プロのガイドがいないととても怖くて自分たちだけではきのこ狩りはできません。夜はお宿でそのご主人の料理も最高で、採って食べて持って帰って。キノコ尽くしの合宿でした。

ミズナラの木に生えるキノコ。こちらはプリプリ肉厚なムキタケ。一番多く採れたキノコでした。

高い所は専用の鎌でこそぎ落とします。手に持っているのはシメジのようなヒラタケ。

ミズナラの枯れ木や倒木にもたくさんキノコが生えています。こちらのお山はキノコはミズナラによく生えます。松やカラ松には生えません。

藪の隙間から妙高山と火打山。手前は斑尾山。

木に生えたナメコ。地面に生える地ナメコも見つけました。

毒キノコのような紫色のキノコ。でも食べると美味しいムラサキシメジだそうです。

木の根元に大量に生えるクリタケに大興奮。

大きなナメコを発見!

表面はネバネバで糸がひくほど

もう嫌ほど採れるムキタケやクリタケは後半は無視して、ナメコだけに集中します。

汚れを落としたり硬い節を切ったりして選別


これだけ採れました。10kg以上かな

半日藪だらけで斜度のきつい山を歩き回り、疲れた体を癒やしに馬曲温泉へ。お天気が良かった一日。お風呂から槍ヶ岳(小槍もはっきり)が見えました。

露天風呂からの眺め。眺望最高の温泉です。

帰り車道から見えた飯山の街と妙高山

お宿の夕飯。ご主人は季節ごとの山菜やキノコのメニューをフルコースで提供してくれます。山とそこの自然を知り尽くした卓越したガイドにして、料理上手なほんとうに器用な方です。

散々食べた後、最後に出てきたステーキと肉厚キノコのバター焼き。極上でした。

きのこ狩りは山によっても違うでしょうが、大変な藪漕ぎと斜度がきつく危険。体力的にもかなりしんどいです。遭難の危険も高く、もちろんこの時期は熊も危険。そして何より毒キノコを触ったり食べたりして大変な目に遭わないよう、初心者は絶対ガイド付きで数人で行くことが必要です。キノコによっては長年の経験を有するプロのガイドさんでも判別がつかないこともあります。今回も前回の山菜に続いてキノコの知識もいろいろ学ぶことができましたが、それでもきのこ狩りは単独で行って採ってくることは無いです。これからもかならずガイド付きで行くことにします。

2020年10月29日木曜日

秋の上高地で鳥見

4日連続の上高地の最終日は仕事はお休みで、今年最初で最後のプライベートでの上高地でした。今年はコロナでいつものように上高地を登山目的で訪れることが一度もなく、最後でバードウォッチング目的で訪れました。大正池からバスターミナルへ。そして小梨平から田代橋へ。うろうろ野鳥を探しながらの散策でした。今日も穏やかで快晴の天気に恵まれました。

まず最初に出会ったのがアトリの群れ。冬のバードウォッチングの定番の野鳥です。写りはいまいちですが、黒とオレンジのはっきりしたオスのアトリでした。

細くしなる枝に器用に留まりながら餌をついばんでいたコガラ君。アクロバテックですばしっこい彼を撮るのは大変でした。

梓川沿いを歩いていると対岸からミサイルのように飛んできたゴジュウカラ。直前にキバシリを目撃しましたが、カメラでうまく撮れなかったので、このゴジュウカラはじっくり木に留まってくれて(例の木の下り歩き)撮影できて収穫でした。

今日のバードウォッチングの一番の収穫はこのカワガラス君でした。カワガラスを見るのは初めて。それも梓川沿いをずっとお散歩したり潜水したり。じっくりカメラで撮らせてくれるサービス精神旺盛なカワガラス君でした。

カラスというも、実はスズメの仲間らしいです。同じ渓流に住むミソサザイとよく似た茶色で尾羽根が上向きの形がそっくり。ミソサザイよりは一回り大きいです。特徴は目玉が茶色で、まぶたが白色。目を閉じるとまるで目が白くなって不思議な見た目です。軽やかに水面上を飛んで着水したと思ったら、まるでカイツブリなど水鳥のように潜水を繰り返す万能な野鳥。水がないと生きられないそうですが、水が無くても全然生息できそうな器用な野鳥に見えました。

2020年10月25日日曜日

楓の赤、乗鞍岳と白骨の白

紅葉が見頃の乗鞍高原へ。一の瀬園地の名所オオカエデの紅葉は終わりが始まっていましたが、青空に燃えるような赤が映えていました。残念ながらバックの乗鞍岳は雲の中ですが、周りのカラマツなど黄色やオレンジの紅葉が大変すばらしかったです。

お天気は良好だったのですが、その時は帯のような雲が乗鞍岳を覆い、残念ながら三段紅葉とはいきませでした。休日ということもあり、人で大変賑わっていました。

一の瀬園地を出てしばらくしてから、雲が取れて乗鞍岳の全貌が見渡せることができました。昨日松本市内で午後から降っていた冷たい雨は、乗鞍では山麓まで白くなるほどの吹雪だったようです。

乗鞍高原で冷えた体を温めるために、山を超えてお隣の白骨温泉へ。久しぶりに公共野天風呂に入りました。前回来た時よりお湯がかなり白かったのは、お天気や湯の空気の触れ具合が前回とは違ったのでしょうか。でもやはり乳白色で硫化水素臭のお湯は秘境の山のいで湯にふさわしい最高の湯浴みでした。

2020年10月23日金曜日

山田温泉大湯・松代荘

この週末は温泉旅行。小布施で栗菓子を堪能してから信州高山温泉郷へ。山奥へ続く縦に長い温泉郷の下手にある山田温泉のシンボル大湯。荘厳な建物にまず圧倒されます。源泉が70℃近くあり、残念ながら加水で薄まっていますが、湯葉のようなゆらゆら漂う大きな湯の花と硫黄の香りのお湯は最高でした。


その後は須坂市を抜けて長野市の松代温泉へ。普段よく日帰りで利用する黄金の湯で有名な松代温泉の松代荘へ。平日でもいつも日帰り客で大変賑わっている人気の温泉。褐色の温泉で、湯の成分が大変濃く、鉄錆臭と塩味のある湯は強烈です。今回この松代荘でGoToキャンペーンを利用して安く宿泊して食事も含めこちらのお湯をじっくり楽しみました。
※公式ホームページより

2020年10月9日金曜日

松本をアウトドアの聖地に

 

松本市新市長の臥雲氏が進行役兼パネリストの座談会ジセダイトーク2020が信毎メディアガーデンで開催されたので参加してきました。今回は第二弾とのことで、議題はアウトドア。ゲストは今や入手困難と言われるほど人気で有名な松本発テント界の新星ゼインアーツ代表の小杉氏。氏は新潟から信州松本へ移住した私と同じ移住者の一人でもあります。

西は乗鞍上高地のアルプス、東は美ヶ原と日本一多くの百名山を抱える山岳都市松本。山登り好きな人にとっては今も昔も松本市が「アウトドアの聖地」であるのは変わりがないのですが、実は岳都と言われる松本の市民にとって登山はそれほど身近なものではなかったりします。もちろん登山は多くの装備と体力が必要なレジャー、スポーツであり、いくら市内から身近に見える北アルプスも実際に登るとなると標高が高く急峻。危険でハードルが高いアウトドアレジャー。対して比較的体力はそれほど必要は無い(装備品はいろいろ必要ですが)オートキャンプや管理されたキャンプ場でのテント泊やグランピングなど、コロナ禍で三密が避けられるキャンプが再び脚光を浴びています。そういうもっと敷居の低いアウトドアという意味では松本は聖地とは現状言えなかったりします。

今回、松本市長の臥雲さんが政治家の立場から、ゲストの小杉さんが自身の経験豊富な登山家とアウトドアメーカーの立場から、それぞれまず松本の魅力、ポテンシャルを引き合いに出し、アウトドアに興味ある初心者に敷居を低く広くして松本に来てもらい、そしていずれ移住定住してもらう事も含め、今松本に足りないもの、必要なものを対談形式でアイデアが出されました。後半はさらに会場やオンラインでの参加者さんからも質問や意見が出され、大好きな松本の街の将来を考える皆さんで熱い議論が交わされました。

小杉さんも自身の経験から様々なアイデアや理想が語られる中、特にアルプス公園でキャンプができるようになることが具体的な話として出されました。個人的にも現在無料で使用できる小さなキャンプ場があるお隣の芥子望主山も含め、あの辺りに充実したキャンプ場があれば良いと思います。やはり北アルプスの絶景が見られるというのが立地として最高だからです。小杉さんはりんご音楽祭も引き合いに出されていましたが、日本発で今では世界でも有名になった苗場の大規模野外音楽祭フジロック・フェスティバルも音楽だけでなく、キャンプ合っての魅力ですごい集客のあるイベント。アウトドアと音楽は今は切っても切れない関係でリンクしてます。さらに、キャンプは大自然の中で火起こしや調理など、”生きる”という人間の基本的な生活力を養う場でもあって、”教育”という面でもリンクできます。まさに松本市が掲げる三ガク都(学都・楽都・岳都)が見事に3つリンクするわけですね。

個人的にその3つのガクで、松本は一番「岳」が市の予算的にも?少ない気がします。これほど素晴らしい山と景観に恵まれているのに、駅を出ても普通の観光案内所があっても、山登りの案内所や窓口がない。駅前に登山用品店やアウトドア用品店が全く無い。岳都を標榜するにはあまりに寂しいと思っています。例えば同じ北アルプスを有する大町市は駅近くにトレイルランニングや登山などアウトドアのベース基地となるお店が大町市の将来を心配する若い人達によって開かれ、北信の飯山は駅内に大きなアウトドアショップを併設したアウトドアの案内書が設置されています。お隣の上田市はスカイランニングの団体が、里山を快速登山するスポーツを役所と一体となって活動しています。

松本市は有名な百名山やすばらしい自然に囲まれ、今まで黙っていても登山者さんや観光客が全国から大勢訪れていて、お金を落としてくれていました。そんな観光客に依存している松本市から今回コロナ禍でその登山者が全くいなくなり、コロナが落ち着いてから今度は逆に反動で多くのお客さんが殺到。松本市のアウトドアレジャーの問題点がコロナであぶり出されました。テレワークなど新しい仕事や生活様式の変化で、大都市一極集中から地方へ移住や注目が集まっている中、ハードルの高い登山者のようなアウトドアの玄人さんだけでなく、もっと間口を広く、敷居の低くして多くのお客さんを松本に呼び込まないといけない。

コロナのピンチはチャンスでもあります。元来アウトドアで恵まれ、あぐらをかいていた松本市が変化する必要があります。今回の座談会ではそんなコロナでピンチの松本市が転じてチャンスを掴み活かせるよう、アウトドアの達人の小杉さんと松本市の市長、参加者の全員が問題点を共有できて多くのアイデアが出されたことはとても有意義なトークイベントでした。とりあえずアルプス公園でのキャンプ場は市長もやる気で、近々の実現度が高そうでとても楽しみです。