2021年2月22日月曜日

廃村巡りスノーシューハイク

白馬三山の迫力と美しさが素晴らしかった。雪山の師匠に誘われ、白馬村でスノーシューハイキングをしてきました。案内役は地元白馬村のハイカーさん。ジムニーとサンバーの4輪駆動で行けるところまで悪路を登り車を停め、そこから廃村目指して廃道のような上り坂をスノーシューで、師匠たちはバックカントリースキーで登りました。

松本市内からアルプスを眺めるのとは違い、やはり大町やここ白馬村は山が近くて迫力が桁違いですね。

地元の人曰く、この時期で白馬村でこんなに雪が少ないとは。去年ほどでは無いにしろ、今年も雪が少ないらしいです。


登山口というか、廃道入り口

クロカンだったりスノーシューだったりワカンだったり

今回2箇所の廃村を巡ります。
最初のゴール、廃村からの景色

下りはスキー組は楽しそうです

2箇所目の廃村目指して

昨日の強風で落ち葉がたくさん

廃村に到着

大きなお屋敷や立派な蔵が点在してました。
まだまだ住めそうな家も有りました。

白馬三山の景色にうっとり

眺めながらお昼ご飯。

2021年2月21日日曜日

久しぶりの中山縦走

午前中のバードウォッチングに続いて、午後はジョギングに。お天気も良かったので、久しぶりにアルプスの展望を楽しみがてら中山霊園から中山と弘法山を縦走。そこから美ヶ原方面まで走って30km位の距離の予定でしたが、思いの外調子が悪く25km程で駅前の銭湯とビールに落ち着いてしまいました。

中山からの松本市内とアルプス。今年初めて短パンで走るほどポカポカの暖かい陽気でした。暖かいのでアルプスは霞んでいますが、午後の割には雲も無くきれいに見えた方です。

自宅を出て、まずは女鳥羽川でセグロセキレイ。

暑さで水を飲みに来たハトさん

きれいな川なので水は美味しいはずです

女鳥羽川によく見かけるサギ

塩倉池に珍しい水鳥が入っていないか見に行きましたが、特に見つけられず。さらに警戒して逃げられる…(汗)

気づいたらイヌノフグリが一気に咲き始めていました

先日城山公園ですごい数の群れに出会ったレンジャク。同じ場所に見に行きましたが、少ししかいませんでした。でも出会えただけでもラッキーです。

乾燥して南風が強く、遠く山形村方面は畑の土が舞い上がっていました。これはつらい…

城山公園から下りてから松本城へ

走っていたら民家のお庭にマンサクの花が咲いていたので、撮らせてもらいました。

久しぶりに中山連山のトレイルを走りました。
やはり気持ち良いですね♪

ゴールは菊の湯さんへ。約25kmでした。

キバシリとゴジュウカラが同時に

まだ今季一度も出会ってないキクイタダキを見つけるべく、今日も松本市アルプス公園へ。お天気も良く、期待が高まる中、いきなりキバシリとゴジュウカラが同時に出現。キバシリは木に登っては隣の木に飛び降りてまた登るの繰り返し。教科書のような動きで楽しませてくれました。ゴジュウカラもお決まりのポーズを見せてくれ、たくさん写真も撮らせてくれました。

下に曲がった細いくちばしが特徴です

隣の木に飛び降りて下からまた登るの繰り返し

正面から見たら保護色で蝉のようです

よく見たら足がズゴックのように長い爪
道理で素早く登れるわけですね

小さくてコゲラ同様かわいいです

お次はゴジュウカラの決めポーズ

彼もちょこまか動きます

縦横無尽

所々で決めポーズ

下向きに木を歩けるのは彼だけ

水場に到着。
いきなりミヤマホオジロの水浴び

ツグミさんも水浴びに来ました

シメさんは水を飲みに来ました

おなじみツグミさん

黄昏中…

寒い時は丸々だったジョウビタキ
ポカポカ陽気でスリムになっていました

暖かくて福寿草も満開に

幸せの黄色い…

遠くにカケス発見 ギャースギャース

ヒガラ君が忙しなく木をついばんでました

遠くにヒレンジャク

もっと近くに来てほしかった…

2021年2月17日水曜日

夕暮れのレンジャク祭り

 「今年はヒレンジャク1羽しか見てないな…」と相方と話しながらジョギングしていた今日の夕方、事件は起こりました。今日は仕事が早めに終わり、浅間温泉から芥子望主山~アルプス公園~城山公園のいつもの山坂コースを約17kmジョグ。時折吹雪いて昨日から真冬に戻ったかのような厳しい寒さ。日没が近く暗くなり、坂道を走っていてもそれほど体が温まらないほど寒さがますます厳しくなってきました。でも意外とこんな日の夕方でも野鳥との出会いはあるもので、いや、1日じっくり歩いてバードウォッチングしてた昨日より出会いがありました。走って駆け抜けていてもベニマシコ♂、ジョウビタキ♂♀、ルリビタキ♀タイプ、ミヤマホオジロ♂♀…など代表的な冬鳥に遭遇(カメラにはほとんど収めることは出来ませんでしたが)。

「今日はすごいね…」なんて言いながら、後半城山公園の薄暗くなったトレイルを走っていると…、藪から黒い鳥(暗いから黒く見える)が一斉に飛び立ちます。すごい数です。藪からこんな多くの鳥が現れるのは最初アトリかと思ったのですが、アトリよりは一回り大きく丸々しています。

木に止まったシルエットをよく見ると…そう、この後ろ髪はレンジャクですね!「ここにいたのか!」。最近アルプス公園でレンジャク狙いのカメラマンさんが三脚で大砲を構えて密になっているのですが(笑)、お隣の城山公園のお山を寝蔵にしているようですね。「ヒリヒリヒリ…」。控えめで優しい鈴鳴り。昨年松本城の宿り木で集団のレンジャクを初めて見た時は鳴き声を聞けなかったので、鳴き声を聞くのは初めて。

興奮冷めやらぬ中、トレイルを抜けて城山公園を出た辺りの道端に…、なにやらうごめく集団が…。またしてもレンジャク。先程山の中では暗くてよく見えませんでしたが、今回は開けていて肉眼でもよく分かります。

あそこで何やってんだぁ?…

近づいてみると何かついばんでいます。餌でもあるのかしら…

なんと!こんなところに湧き水が。ポコポコとけっこうな勢いで湧いていてきれいです。水を飲みに来ていたのですね。これは鳥たちにとってかなり良質な水場でしょう。一度散っていったレンジャクでしたが…

そんな不思議な水場をじっと眺めていたら、何を思ったか私の足元の水場に次々にレンジャクが飛んで戻ってきました。私を木か置物だと勘違いしたのでしょうか。警戒心が強い印象のあるレンジャクですが、なんてことでしょう。よく見ると尻尾が黄色いキレンジャクも2羽混じっています。いつもヒレンジャクばかりで、キレンジャクを見るのは初めてでした。ひっきりなしに足元にレンジャク達が飛んできます。まさにフィーバー。一生に一度きり?のレンジャク祭り。ちょっと夢のような一時でした。これはまたとないチャンス!と静止画から動画を撮ろうとした瞬間、相方さんが様子を見に近づいてきて一斉に足元のレンジャク達が飛び去ってしまいました、残念! この後またレンジャクが集まって来るかもしれないと、しばらく相方と二人で水場の前でじっとしていましたが、頭上の木に止まった数百羽の歌舞伎役者のような鋭い目のレンジャクにじっと睨まれて動かず…。彼らの水場を邪魔してしまって恨まれているような(汗)。彼らもまた水を飲みたかったようでしたが、今度は警戒しているようでした。そうこうしている内に、こちらが寒さで音を上げて退散しました。

薄暗い夕暮時で安コンデジだったので、ろくな写真が無くて、また明日にでも(仕事休んでw)城山公園に一眼レフ持って行きたいくらいですが、彼らも明るい日中は集団で他の水場や餌場を転々と移動するでしょうから、会えるとは限らないでしょう。
いずれにしろ、今日のジョギングはとても貴重な経験をさせてもらいました。

ちなみにアルプス公園のいつもの場所へ立ち寄ると、今日も夕方で雪と強風が吹きすさむ中にも関わらず、トラツグミがトラダンスをしていました。彼に出会うのが何より一番幸せな気分にさせてくれます。

芥子望主山へ登る途中、田溝池手前の池に2羽のミコアイサのメスが。パンダのようなオスは去年この池に同じシチュエーションで2羽いたのですが、なぜか今年はメスに取って代わっていました。オスはすぐ分かるのですが、メスは分からなかったので、家に帰ってから図鑑で調べました。めいいっぱいの望遠。すごく遠い場所の藪の開けた場所からカメラを構えただけでも、方向転換したり飛んだりして距離を取ろうとします。異常な警戒心の強さはオスと全く同じでした…(苦笑)。